ALS情報(上毛新聞)2025.5.11

ALS情報(上毛新聞)2025.5.11 群馬支部活動

ALS患者の事故防げ

医療機器の注意点紹介
協会県支部が講演会

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者や家族でつくる日本ALS協会県支部 (町田玲子支部長)は10日、前橋市の県社会福祉総合センターで、医療機器の機器の事故を防ぐための講演会を開いた。約20人が聴講し、経験した事例などを共有した。
医療機器を扱う国家資格「臨床工学技士」の渡辺いちこさん(伊勢崎市宮前町)が、ALS患者が自宅で使う機器の事故に発展しかねない「ヒヤリ・ハット」事例を紹介。酸素濃縮器の半径2メートル以内にたばこやストーブを置かないことや、人工呼吸器が外れている際のアラームに気を付けることを呼びかけた。
渡辺さんは「危険を感じることがあったら、家族やヘルパーが報告し合う習慣をつくることが大切」と強調していた。
(金子雄飛)

[写真]身近に潜むリスクを、実例を交えて紹介する渡辺さん

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