米でALS治療家族が支援語る 前橋

群馬支部活動

ALSについて学んだ「知る会」

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)について知ってもらおうと「ALSを知る会」が16日、前橋市内で開かれた。主催した前橋市の斎藤裕章さんと妻の玲子さんが病気の症状や治療について解説し、玲子さんの弟で3月にALSと診断を受けた細谷良一さん(47)がビデオメッセージを寄せた。

 細谷さんは米国で進められている幹細胞治療の治験に参加する。効果を比較して確かめるために治験参加者の半数は投薬されるが、半数には偽の治療が行われるという。細谷さんは「たとえ自分は偽薬を使うことになっても治験データは治療開発につながる。早く認可されることを期待しながら治療に臨みたい」と力強く語った。

[2019/08/17 上毛新聞ニュース]

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